インターネットオークションにデビューした!

.

以前から不用品を廃棄するのでなく、売れるものは売りたいと思っていました。
 
ブックオフとか不用品を買い取るサービスはあります。ただ、あれは持って行った手間と時

間とガソリン代を考えると、ほとんど利益がなくて利用者は損をした気分になることが多いよ

うな気がします。
 
 
自宅にも一般的には価値はありそうだけど、自分にとっては不要なものが、かなりありました。
 
yahooではネットオークションという便利なものがありますが、規約を読むだけで面倒臭そう。なんとなく敬遠してました。

ちょうどその頃、ネットで面白いマーケットサイトに出会いました。昨年末、報道で出品される

ものに問題があったりして物議を醸してますが、メルカリというフリーマーケットのサイトです。
 
早速、利用者登録を済ませシャネルの男性用コロン(正式なネーミングは知りません)を出

品しました。驚いたことに1時間もしないうちに青森県の男性から購入の申し出があり、取引

成立。わずか二千円ですが生まれて初めて物を売ってお金を得るという経験をしたのです。
 
サラリーマン生活一筋だった私には、新鮮な感覚でした。
 
その後、海外で買って結局、使わずじまいだった調度品などちょっと日本では手に入らないものを、言い値で買っていただきました。
  
メルカリで自信をつけた私は、yahooのオークションにも登録をしてメルカリで売れなかったものを出品しました。
 
yahooオークションはプロの方も多く、出品される品数とバリエイションはメルカリの比ではありません。つまりレアなものが出品されているサイトなのです。

 
私は、戦時中に下関の陸軍病院に衛生兵として勤務していた義父からいただいたものがありました。いわば歴史の証拠のようなものです。
 
利用価値は全くない金属の塊ですが、撃墜された飛行機の破片です。
 
コクピットの一部らしく英語で propella 2  の表記が残っていました。
 
この金属の破片をyahooオークションで出品したのです。
 
この金属の塊は福岡の方により相当の額で落札されました。
 
取引後のメールで大切に保管したいとの連絡があり、死蔵品になる運命から命を与えられ、意味を持つものとして蘇ったような感覚を覚えました。
 
本当に面白い世の中になったのもだと思いました。
  
 
話は跳びます。
 
最近、人類は第四の産業革命のはじまりに立っており、これからどれほど社会と暮らしが変わっていくのかいろいろ言われています。
 
私はまず、自動車は自動化されて一見、タイヤのついたただの箱になると思います。カッコいいとか、なくなるような気がします。
 
本当はもっともっと驚くような変化がありそうですが。
 
 
将来は楽しみでもあり、少し怖いようでもあります。
 
長生きしたくなりました。おわり。
 
追伸
写真の土井孝子さんのテレカは売れませんでした。