電気自動車について

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N社のEV(電気自動車)に乗り始めて1年4ヶ月が経つ。
今回はその経験からEVとはどんなものか、率直な感想を述べてみたい。

1、EVの魅力の最たるものは、圧倒的な加速と静粛性だ。

これまで乗ってきた車の中では最高の加速力だ。
音も静かで気持ちがいい。  
ギアチェンジがないので、アクセルを踏み込んだだけ無段階の加速が得られる。
ただ時速100キロを過ぎると、モーターの特性で加速は鈍くなる。  
だから街乗りなどは快適なドライブを楽しめるが、高速でぶっ飛ばすには不向きだ。
安全上の設計が施されているらしい。

2、高速道ではバッテリーの消耗が激しく、長旅には不向きだ。

サービスエリアなどに充電設備があるものの、30分もかかるので 先客がいれば1時間近くになる。
先客が一台とはかぎらないので複数となれば もう地獄だ。
充電設備がもっと増えれば解決するが、脱炭素社会という目標が達成するころにはなんとかなっているだろう。

3、首相の菅さんが2030年にガソリン車の販売を止めると断言している。

既存のガソリン車は姿を消して行くだろう。
どんな高級車であれガソリン車 はゴミになる。   
ただし、その頃になるともっと安価でお手頃なEVも出ているだろう。   
お隣の中国ではいま、日本円48万円の「ホンガンミニ」とか言うEVが爆売れしているという。   
日本ではまだまだ高価なEVがが幅をきかしているが、100万円を下回るのEVが出まわることになると思う。   
EVの構成部品はガソリンエンジン車の三分の一と言う、車関係の会社には 大変な時代になる。
部品が少ない分、人手もいらなくなる。トヨタみたいな巨大会社はさぞ頭を痛めているに違いない。

4、最近、iPhoneを作っているのアップルが車を出すという。

予想もつかない社会の変化が起こることの予兆のような気がする。   
100年に一回のパンデミックも大きな変化のきっかけに違いない。      

私達は今、とんでもない時代の激流の中にいる。

次回の更新は4月20日(火)です。お楽しみに!