決定的殺虫剤

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家庭菜園の最大の敵はいわゆる” 虫“です。我々は彼らを害虫と呼びます。
彼らにとっては単にお腹を空かせて食べているだけなのでしょうが、我々人間にとっては作物を食べる厄介者です。

さて、ホームセンターにいくと、さまざまな殺虫剤が並んでるのを目にします。
馴染みのない難しい名前の害虫ごとに、実にさまざまな種類の殺虫剤があり、どれを選べば良いのか頭を抱えてしまいそうです。
長ったらしい聞いたこともないような化学物質が含まれており、あまり気持ちの良いものではありません。
費用の面からもバカにならず本当に困ったものです。

以前から安価でどんな虫にでも効く殺虫剤がないか考えていました。
もったい付けずに結論からいいます。
あまりに簡単過ぎて拍子抜けしそうですが、答えは中学生時代に学んだ生物の教科書にありました。

昆虫でもアオムシでも呼吸をしますが、酸素を取り入れる取り入れ口として体の横腹に気門という穴があります。
確か一個ではなく対になって複数あったと思います。
その穴は水を弾きますので、雨水で息ができなくなることはありません。
ただし、石鹸水のような界面活性剤だとそうはいきません。
界面活性剤だとその穴に染み込んでしまい息ができなくなるのです。
というか、そうだろう、そうに違いないと推論しました。

早速、キュキュットなんとかとかいう洗剤の水溶液で試しました。
果たして結果はてきめん、大成功。
ピーマンの茎にビッシリいたカメムシにスプレーしたところ、うじゃうじゃいたカメムシが一匹残らずポトリポトリと土の上に落ちて動かなくなりました。
アオムシのような幼虫でも全く同様でした。

学校教育の知識も使いようで、殺虫剤の代金が節約できると思えばありがたいものです。 今回は長ったらしくなってすみません。😌
 飛んで逃げようとしますが液体で羽が濡れて飛べずに、窒息死します。この間約10秒。
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次回の更新は8月9日(火)です。お楽しみに!