私が小学生だったころ「ウィスキーボンボン」という砂糖菓子があった。
砂糖菓子の中身は甘くウィスキーの香りがする液体で独特の魅力があった。
いまではめったにお目にかかることはない。
このウィスキーボンボンのことで思い出がある。
確か小学4年のときだったと思う。
ウィスキーボンボンの中身が砂糖水とウィスキーであることがわかって、
自宅の食品棚にあったウィスキーを砂糖水で割ってコッソリ飲んでいた。
あまり美味しいので、水彩絵の具の小さな水筒に満たして学校で友人たちにもふるまっていた。
幸い先生方には見つかることはなく、無事小学校を卒業した。
今思えば、甘い菓子に飢えた子供の所業だと思う。
もう時効だと思うから、ここに打ち明ける。
次回の更新は12月28日(火)です。お楽しみに!