昔の我が家のお正月風景

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今年もあと少しとなりましたが、皆さんのお家ではどんなお正月を過ごされますか?

我が家では、元旦に梅茶をお湯に溶かしたものを飲みます。
雑煮の具は、厚切りのカブと餅だけです。友人に聞くと、「具はそれだけ?」と驚かれます。
カブだけなのに、絶妙な味で我が家に代々伝わる味です。
小さいころは、その餅の中にラップで包んだ500円玉を入れて(餅つきの時に一つだけ
作ります)、その餅に当たった人が500円をもらえるので兄弟で餅取り合戦をしていました。

父は5人兄弟なので、親戚が総勢40名近く集まり、とても賑やかでした。
子供たちは庭で羽根つきをしたり、田んぼで凧揚げをしたり、家の中では大人と一緒に
UNOやトランプゲームをした楽しく過ごしていました。

テレビでよく昔のお正月風景を紹介していますが、まさに我が家そのものです。
私にとっては当たり前の事でしたが、友人達はビックリしていました。

それぞれの子供たちが成長して、段々とお正月に集まる人数も減り、3年くらい前からは
3人でお正月を迎えています。
父は「寂しい寂しい」と言い、母は「何十年ぶりかでお正月番組や箱根駅伝がゆっくり
座って観れる」と喜んでいます。
ですが、つい先日「来年も3人だけかね~」と言っているのがなんだか寂しそうに
聞こえました。

このブログを書きながら久しぶりに賑やかだった昔を思い出しました。

やっぱりお正月は賑やかな方がいいですね!