タイプライターの謎

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高田_コピー_コピー

最近、読んでる本で面白い件りがありました。

読者の皆さんも、日常的に触れるパソコンのキーボードの文字配列に関することです。

あの文字配列がどの様に決まり、それが今どうなっているか。

その経緯が可笑しくて笑ってしまいます。

タイプライターが商品化されたのは1873年です。

つまりキーボードもその時、世に現れたことになります。

(キーボードという言い方は正しくありませんが)発明したのはイギリスです。

おかしな話ですが、使用頻度の多い文字ほど、左手の指が受け持つ様に並んでいたのです。

世界中でどこの国でも右利きの人が多いのに、なぜそんなことをしたのでしょう。

当時の工業製品は部品の精度が悪く、印字部分を支えるアームの動きが遅いのです。

それで素早くタイプすると前に打ったキーのアームと後から打ったキーのアームがぶつか

り合って、絡まってしまうのです。

その結果、機械の動きに合わせてゆっくりタイプしなければなりませんでした。

したがってキーの文字配列はタイプするのに最も効率の悪い並びになったのです。

おかしなことに、この最も非効率な文字配列は、いまも当時のまま踏襲されているのです。

なぜそうなったのでしょう。

実はこれまでに、何度も効率のいい文字配列が提案され商品化されましたが、全く売れな

かったとのことです。

そして現在も1873年当時の配列がいまだに受け継がれているのです。

我々、英語が母国語ではない日本人にとっては関係ない話ですが、面白い話だと思いました。

すべては進化するという常識に相反する一例です。 なんで左手の小指でAなのか、やっと

わかりました。

 

次回の更新は10月30日(火)です。お楽しみに!