飛行機に乗っていますと、思いもかけず息を飲むような景色に遭遇することがあります。
写真の画像がそうです。
これはブロッケン現象と呼ばれるものです。
空一面が厚い雲で覆われ、その上を飛行機が航行します。
そして、その飛行機の上を太陽が照らすと雲の水蒸気などから丸い虹が発生します。
雲と飛行機の距離が近いと飛行機の影が丸い虹より大きくなります。
逆に遠くなると、写真のようにすっぽり円の中に納まります。
飛行機は大きくなったり、小さくなったり。
しばし夢見心地で眺めていました。
なにか祈りたくなるような、そんな神聖なひと時でした。