目下、京都に夢中の私たち。
先日思いもかけないプレゼントがありました。
こちらです。
「清浄歓喜団」という京都のお菓子です。
なんと遣唐使の時代に日本に伝えられたお菓子の一つで、千年の歴史を昔の姿
そのままに今なお保存されているお菓子です。
ずっしりと重く、少し温めると美味しいとのことでした。
中は滑らかなこしあん。
周りは、中国菓子のよりよりに似て、ごま油の香ばしい香りがします。
口に入れて見ましたら、あんこの美味しさの後に何とも言えない伽羅のような香りが
鼻から抜けていきます。
思わず手を合わせたくなるような高貴な味です。
実はあんこを使うようになったのは江戸時代だそうで、それまでは栗・柿・あんずなどと
ともに秘伝のスパイスが練りこんであったとか。
配合は一子相伝なんだそうです。
今まで食べたことのない高貴な味に感動しました。
素晴らしい体験をありがとう!!
次回の更新は2月17日(金)です。お楽しみに!