この日曜日、院長と二人でまたまた落語を聞きに出かけました。
「北九州市民寄席・落語芸術協会祭り」
出演は
瀧川鯉昇・柳亭小痴楽・桂宮治の3人の噺家さん。
ほぼほぼ満席の前から3列目の席でしたが、なぜか補助いす。。。。。
補助いすといえば、山下達郎さんのコンサートを思い出しますが、
(7月6日の事務長ブログ 補助席より愛をこめて )
今回はかなり前でしたので、頑張ることにしました。
宮治さん、小痴楽さんは若手でかなりテンションの高い話し方。
とにかくぼーっとしている暇もなく笑いの津波に飲み込まれ、瞬く間に
終わってしまいました。
そして、大御所・瀧川鯉昇の登場です。
もうただ座っているだけで笑いを取るような彼の雰囲気と言いましょうか
「間」の取り方がすごいんです。
耳障りの良い優しい声で古典落語の世界にあっという間に引きずり込まれました。
長編の古典落語を聞くのは初めてでしたが、いや感動しました。
噺家さんの舞台は座布団の上のみ。
使う小道具は扇子1本。
なのに、話す彼らの後ろには宿場町が見えます。
浜辺が見えます。
階段を駆け上がる様子が見えます。
美味しそうな蕎麦が見えます。
これはもう、どうにもこうにも当分落語漬けになりそうです。
次回の更新は9月14日(金)です。お楽しみに!