私がマラソンを始めた理由6

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主人にマラソンを教わるようになって5か月後、大会に出ると自分の走りがよくわかるよとの一言から出場を決意。

選んでくれたのは、福岡・海ノ中道・はるかぜマラソンのハーフでした。

なんと、ハーフですよ!ハーフ!

その頃の私は10キロが精いっぱい。
でも、目標として参加してみようと意気揚々と2人で出かけたわけです。

コースは同じところを2周するパターン。
季節は春。
今年1番のPM2.5の警報が出ており、なんとも過酷なレースを思わせるスタートと相成りました。

最初は2人で順調に走っていたのですが、やはり、私がだんだんとペースダウン。
そのうちに主人を見失ってしまいました。

なんたって、気力だけは100%なのに体力は。。。。という状態での参加でしたから、
予想はしていたもののあまりの辛さに何度リタイヤしようと思ったことか。
でも、そのたびにもう○○キロ走ったのに今辞めたら無駄になる!
もう少し頑張ろう。。。と思いながら、自分を騙しながらヨロヨロと進みました。

そんなこんなでふらふらの状態でゴール。

四つんばいで動けなくなっていたところに、先にゴールしていた主人が駆け寄ってきて、
ものすごい勢いで褒めてくれました。
やはりハーフは無理だろうなと思っていたそうです。
ところがどっこい完走したので、私よりも主人のほうが半泣きになっていました。(笑)

その場でマッサージをしてもらい、やっと起き上ったらお腹がグウー。
空腹さえも忘れるほどの辛さでした。

でも、不思議なんです。
そんなに大変だったのに、ゴールしたらもう忘れてるんです。
帰りの車の中ではもう次のレースどこにする?なんて話してたんですね。

そんなへっぽこランナーの私でしたが、このあたりからフルマラソンを走ってみたいなーという思いが少しづつ芽生えきたような気がします。