1703年1月30日
赤穂浪士討ち入りの日なんだそうです。
「忠臣蔵」で有名なこの事件。
今さらここでとやかく言うことはありませんが、とかく
吉良=悪い
赤穂浪士=良い
というイメージがありますよね。
どの忠臣蔵を観ても、そのように描かれています。
ところが、一説によると、吉良上野介は政治の手腕を発揮し、納めていた土地の
民にたいそう慕われていたとの事なんです。
脚本家の主観によるものでしょうが、同じようなケースがもう一つ。
現在の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀。
明智光秀といえば、主人に反旗を翻した反逆児として教科書には書かれていました。
ところが、彼も吉良上野介と同じく、民に慕われていたとの事なんです。
主君・織田信長を討った後豊臣勢に追われ、山中を逃げ惑うのですが、
なんとその道中多くの民が食べ物を差し出したり、道案内をしたりと
逃げる手助けをしたそうなんです。
大河ドラマでは、そんな優しい明智光秀の人となりが上手く表現されており、
毎回楽しみなんですが、結末を知っているだけに最終回が辛いですね。
もし織田信長が生きていたら日本はどうなっていたでしょうね。
そういえば高校の修学旅行で京都の宿泊先が「本能寺ホテル」でした。
日本史大好き女子だった私は、興奮のあまりまんじりともせず一夜を過ごし、
翌日のバスで爆睡。
唐津に着いてもまだ寝ていたという醜態をさらしてしまいました。
今の日本を見て、過去の偉人たちはどう思うのでしょうか。
ふん!と鼻で笑われますね、多分。
次回の更新は2月2日(火)です。お楽しみに。