凄い杖

.

昨日、リハビリでお会いしたご高齢の患者様のお話です。

二本の杖を使っていらしたのですが、その杖に目が釘付けになってしまいました。

まず1本目は、ボディが「竹」です。

そして、持ちてなんですが、持ちやすいように適度にカーブしており、手にしっくりくるんです。

これは、農家の方が農作業の合間に手作りされたものなんだそうです。

杖の先端には、ここだけは専門の滑り止めがついていました。

二本目のボディも「竹」です。

ところが、持ち手が面白いんです。

傘の「柄」なんです。

あの、くるんとカーブしたあの部分です。

それをうまく接合しているんですね。

これも先端は、ちゃんとした滑り止めがついていました。

感心することしきり。

「はー」と「ほう」「凄いですね」の連発でした。

世の中には、素晴らしく器用な方がいらっしゃるんですね。

先端に、専門の滑り止めが付いているのにも感心しました。

ご本人はいたく気に入っていらっしゃるようです。

思わずお話が弾んだ事務長でした。

 

次回の更新は10月11日(金)です。お楽しみに!