当院の運転手Aさんは趣味が猟なんだそうです。
鹿が獲れたときは、大きな塊で持ってきてくださいます。
獲れたばかりの新鮮なお肉です。
まずは流水に2日ほどさらしてから血抜きをし、筋や膜を取り除きます。
この時、すこしお肉を付けた状態でそぎ取ります。
その後、スジを圧力鍋で柔らかく煮込みます。
いわゆる「牛筋」と同じ感覚です。
この後、色んな料理に使いますが、一番おいしかったのは甘辛く煮込んで
張りショウガをてんこ盛りに乗せたもの!
ご飯が足りなくなりました!
鹿は高たんぱくで、柔らかいので、本当に美味しいですよ。
昨日はカレーにしてみました。
こちらも旬の茹でたばかりにタケノコと新玉ねぎ、下関が誇る「垢田トマト」、そして
鹿肉にスパイスをまぶしてローストした角切り肉を使いました。
美味しくないはずがない絶品カレーです。
ちなみにスジを取ったお肉の塊は、さらにもう1日流水にさらしたのち、ざるに揚げて
水切りをします。
その後、赤ワインか酒に付け込んで冷蔵庫のパーシャルで2日。
再度取り出して、グレープシードオイルにショウガの皮を入れたものに漬け込むこと2日。
そうしたのち、使いやすい大きさに切り分けて、真空パック機でシールドしてから
冷凍します。
こうすると、いつでも美味しくいただけくことが出来ます。
あまりにも鹿肉が美味しいので、とうとうミンチにする機械を買ってしまいました。
目下、鹿肉レシピを続々と考案中です。
やっぱり料理は楽しいですね!
次回の更新は4月18日(火)です。お楽しみに!