陶器のパワー

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先日のブログで、実家の片付けをして、懐かしい品々を我が家にお迎えしたことを

書きました。

その中の一つで陶器の花瓶があります。

細長い筒状の花瓶で、釉薬のかかり具合がとても好みだったので持ち帰ってきました。

赤茶色のぽってりとした風合いは、どうも故郷の唐津焼ではなさそうですが、なぜか

心惹かれました。

ちょうど花屋さんにピンクのチューリップがでていましたので、買い求め、花瓶に

生けてみました。

今までのガラスの花瓶ですと、いつもなら2,3日しか持ちません。

すぐに開いてしまい、あっという間に花がばらばらになってしまいます。

ところがです。

この花瓶にさしていると、いつまでもしゃんとしているのです。

かれこれ10日になりますが、花もそのまま。

これには驚きました。

そういえば、水をいれる甕、あれは陶器ですよね。

陶器には、水が綺麗になる何か特別な力があるのでしょうか。

なんとも不思議です。

実家から持ち帰ったというだけでもすごいパワーに溢れているのに、それ以上に

祖父や父の愛情で満たされているようで安らぎます。

次は何か枝ものを生けてみたいですね。

次回の更新は3月1日(火)です。お楽しみに!