クリニックへの通勤は自家用車なんですが、50分近くかかることもあり、
車内で色んな楽しみを用意しています。
最近はもっぱらNHK-FMのクラシックを聴きながら運転しています。
ところが昨日、8:00の時報かと思いきや、甲子園の中継がいきなり始まりまして、
チャンネルを変えようとしてふと思いとどまりました。
実況中継のアナウンサーの方の表現があまりにも素晴らしく、しばし聞き耳をたてた次第です。
「打ったボールは2塁へ。
2塁を守るのは○年の○○君。
足を大ーーーきく広げ、見事にキャーーーッチ!
右手にボールを持ち換え、1塁へ送球!
アウトーーーー!」
こんな感じのことを滑らかに実に軽やかに、あっという間にアナウンスするんですね。
声だけなのに、光景がありありと浮かぶんです。
少しでも時間があると、ゲスト解説者に話しかけたり、出場選手の紹介をしたり、
たくさんの情報を提供しているのに忙しい感じがしないのです。
とうとうクリニックにつくまで聴いてしまいました。
ラジオのアナウンサーの方は、もちろんそれ相当の訓練を受けるのでしょうが、
ご本人の努力たるもの大変だと思います。
またそれ以上にこの仕事が好きでなければ務まりませんよね。
まさに特殊技能?
朝から刺激を受けた事務長なのでした。
次回の更新は8月31日(火)です。お楽しみに!