この日曜日は萩ハーフマラソン大会でした。
ブログでもかなり書いてきましたが、膝の故障のため海響マラソンを断念。
走れない日々が2か月以上も続きました。
萩があるので、先週の水曜日に意を決してやっとこさ10キロ踏んだだけの状態でした。
ですから最初はハーフのハーフ、つまりは10キロでリタイアするつもりでした。
そんな意気消沈の中でスタートの号砲がなり、流れに押されるようにしてスタート。
4キロくらい走ったでしょうか。
帰りの案内で「17キロ」の張り紙が目に入りました。
そこで、どういうわけかいきなりスイッチが入ったようで、闘争心に火が付きました!
ハーフのハーフなんて嫌だ!
やっぱり完走したい!と。
私は膝を痛めてからというもの、ほとんど走れませんでしたが院長の指示で筋トレを
続けていました。
膝が痛くてもできる筋トレです。
それは日を追うごとに負荷が増していきました。
それと、痛みが出ないウオーキングです。
この2本立てで私のトレーニングが進んでいきました。
「復帰してすぐに走れる体を」が院長の口癖でした。
走りながら、そんなことを考えていましたら、いつの間にか10キロ通過。
なんと足がもっているのです。
スピードはさすがにありませんが、力強く踏んでいるのです。
これが筋トレの効果か!と感動しました。
この後、商店街の中を突っ切るコースに入るのですが、なんと、コロナ禍でありながら
両端にびっしりと応援の方々が!
ものすごい声援を聞きながら走っていましたら、
あらら。。
私、泣いてる。。?
感動して、走りながら大泣きしてしまったんです(;´Д`)(;´Д`)
隣のランナーさんもつられてウルウル。。
結果
そんなこんなでなんと完走しました。
前回2時間切りで完走した記録に比べると「あらまあ」の記録です。
ですが、私、満足してるんです。
もとはといえば、自分の不注意で痛めた膝です。
ですが、海響マラソンを棄権し、膝は治っているのに痛みを覚えている私がいて、
走ることに恐怖を覚えていたんです。
また走って痛みがぶり返したら、マラソンはもうダメなんじゃないか。
そう思っていました。
ですが、そんな私を支えたのは院長のあの言葉です。
「復帰したらすぐに走れる体を作ろう!」
復帰なんていつだろうなんて思っていましたら、いきなりやってきました。
いきなりハーフの距離を、一度も歩かず走りとおしました。
止まりたいなんて一度も思いませんでした。
私がゴールしてほどなく、院長がゴール。
私を見つけるなり、
「ああああー!探してもいないから、絶対完走してると思ったよ。よかった!よかった!
殻を破ったねーーー!」と。
自分もハーフ走っているのに私のことを心配してくれる
院長らしいなと思いました。
あれから2日。
膝は何ともありません。
それどころか、今日は久しぶりに昼ラン5キロを楽しみました。
寒風に身が縮みそうになりましたが、走れる喜びのほうが大きく、
空を見上げたり、植木を見たりしながらのあっという間の5キロでした。
あのQちゃんを育てた小出監督の著書にこんな言葉があります。
「自己ベストの最大の敵は故障である」
この言葉、しっかりと心に刻みます!
次回の更新は12月17日(金)です。お楽しみに!