当クリニックの敷地は元・田んぼ。
従いまして、間隣も、田んぼです。
とても長閑で、虫の声や鳥の姿に癒されます。
ところが、どうしても水場につきものなのが「虫」。
特にこの時期は「ムカデ」です。
何処からどうやって入ってくるのか、とんでもない大きさのムカデが出ることが
あります。
ムカデはつがいで行動するといわれますので、気が抜けません。
ムカデといえば、私は豊臣秀吉を連想します。
天下を統一し、金の茶室を作らせるなどの我が世の春を謳歌していた秀吉ですが、
極貧時代を忘れてはならぬと自己を戒めるために、「ムカデの黒焼き」をよく
食べていたそうです。
以前、秀吉の正室「おね」が秀吉の菩提を弔うために建てた高台寺を訪れたことが
あります。
あの当時には珍しい2階建ての庵があり、
2階の大きく開かれた窓は大阪城の方を向いていました。
秀吉と共に運命を共にした武将の奥方たちと思い出話でもしたのではないかと
言われています。
ムカデ君!
歴史の中でなかなかのポジションじゃないか!
でも、やっぱり無理ーーー。
ごめんね。
次回の更新は7月23日(火)です。お楽しみに!