唯一無二のスーパースター

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さかのぼること40年前。

1980年10月5日。

伝説のトップスターが武道館で引退コンサートを行いました。

その人の名は「山口百恵」

引退コンサートは全国放送され、私は母と共にテレビの前に正座して観ました。

「幸せになります」という言葉を残し、

ウエディングドレスを思わせる純白のドレスに身を包み、

マイクを置いて立ち去る姿は今でも鮮やかに覚えています。

そして先日の10月5日に引退40周年ということで、そのコンサートが

BSで放映されました。

今こうして観てみますと、百恵ちゃんのなんと美しいこと!

21歳とはとうてい思えない色っぽさがありますね。

そして、特筆すべきはそのたぐいまれなる歌唱力!

「冬の色」はお小遣いをためてレコードを買った記憶があります。

当時、クラスでは「山口百恵派」と「桜田淳子派」に大きく分かれており、

私は「桜田淳子派」でした。

ですが、「伊豆の踊子」「潮騒」「絶唱」「風立ちぬ」と百恵友和コンビの映画を

見るうちにいつの間にか強烈な百恵ちゃんフアンに変わっていきました。

とどめはテレビの「赤いシリーズ」

「赤い疑惑」は最高視聴率30.9%だったそうです。

出演作品はほとんどが結ばれぬ悲恋ですが、現実では百恵ちゃんはトップスターの座を

降り、最愛の人と幸せな幸せな家庭を築き上げました。

「両親が喧嘩しているのを見たことが無い」と長男の三浦祐太朗氏がインタビューで

答えているのを見たことがありますが、幸せそうな百恵ちゃんの顔が目に浮かび、

こちらも嬉しくなりました。

百恵ちゃんは引退しましたが、やっぱり今でも大フアンです。

秋晴れの空を見ながら、口ずさむのは「いい日旅立ち」

ガンガン掃除するときは「プレイバックパート2」

長距離走り込みの時は「ロックンロールウイドウ」

この選曲、合ってますか、百恵ちゃん?

次回の更新は10月9日(金)です。お楽しみに!