私たち、夫婦揃って大の落語フアン!
中でも桂春蝶と柳家花緑にくびったけ。
よりによってこのお二方、「二人会」なるものを提供してくださっており、今回で4回目。
そのうち3回に参加している次第です。
この15日がその4回目で、いそいそと二人で出かけていきました。
当日の演目は知らされておらず、噺家さんがしゃべりだしてから、あ、これは○○だなと
推測するのも楽しみの一つ。
今回は春蝶師匠が「死神」と「紙入れ」
花緑師匠が「あたま山」と「文七元結」
特にトリの「文七元結」は「芝浜」と共に私の大好きな演目です。
他の噺家さんの「文七元結」が車のCDにあるほど!
花緑師匠がどのような表現をするのか、食い入るように見ていました。
。。。。が、しかし、私と舞台の花緑師匠を結んだ線上に、何かが動いているのです。
かくーーーん。。。かくんと。。。。
事もあろうに、前の席のおじさん。
激しく居眠りをしているのです。
もう気になって仕方がない!
挙句の果てにはがっくり首を後ろにのけぞったかと思うと、いびきまでかきだしました!
いえ、まだあるのです。
隣のご婦人も。。。コックリコックリ。。
そして、後ろのご婦人は携帯が鳴りだし、慌てたんでしょうね。
スピーカーになってしまい、相手の「もしもしーーー!」が館内に響き渡り、ますます
慌てたその方は大パニック。。。
花緑師匠の「文七元結」
素晴らしかったんですよ。
涙なくしては語れないくらい。
居眠りする暇なんてどこにもありません!
ですが、今回は観客がいけなかった!
噺家さんに失礼です。
何だかな。。と思いながら、会場を出ましたら、春蝶師匠の卓上カレンダーの販売が
あり、とても素敵でしたので買い求めましたら、なんとご本人がサインして
くださいました!
それにしても、フアンの皆様、最低限のマナーは守っていただきたい!と強く思う
事務長でした。
次回の更新は12月20日(金)です。お楽しみに!