「好き」という気持ち

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1か月ほど前になりますか。

運転しながら、ラジオを聴いていて思わず泣きそうになったことがあります。

きゃりーぱみゅぱみゅさんが司会の番組で、男性の方がゲストでした。

お名前は最後まで分からなかったのですが、音楽関係(作詞?)の仕事をされているようでした。

「最近、感動したこと」と聞かれ、彼は「羊と鋼の森」の一節を挙げていました。

この小説はピアノの調律師の話です。

映画化もされましたね。(私は2回観ました。)

山崎賢人さん演じる新人調律師が壁にぶち当たって苦しんでいる時、先輩がポツリと
投げかけた言葉が刺さりましたとおっしゃってました。

「好きっていうだけでいいんじゃないかな」

音楽関係の仕事をしていて、壁にぶつかることはしょっちゅうだとか。

そんな時、この言葉に救われたと。

人生いろいろあるけど「好き」っていうだけでいいんじゃないかなと。

ちょうどその時、私も弾きたいと思っていた曲を先生から頂いたものの、まったく駄目で
落ち込んでいました。

音符の洪水の中をアップアップしている私がいました。

でも、「好き」なんです。

でも、「好き」でいいんだ!と思いました。

そう思った瞬間、何だかモヤモヤがさーーーっと晴れたような気がしました。

それからは、あまり考えずに弾くことに集中することにしました。

事務長

ピアノ歴3年

マラソン歴5年

まだまだ熱く生きてます‼

次回の更新は7月20日(金)です。お楽しみに!