先日、JRに乗っていた時のことです。
ドアが開いたと同時に外国人の小学生くらいの男の子が駆け込んできて、空いた座席に座ろうとしました。
と、そのとき、側にいたお父さんらしき人がさっと手で遮り、違うでしょと言わんばかりに後ろからゆっくり乗車してきたお母さんらしき人に視線を移しました。
男の子は、あ!という顔をし、すぐにいたずらっ子のような表情で、とてもおおげさな身振りで
「マダム。どうぞ!」と言うように席を譲ったのです。
お母さんはとても嬉しそうに男の子の頭を撫で、席に座りました。
男の子は頬を真っ赤にして、お父さんに抱き着いてました。
そんな息子をよくやったというようにしっかり抱きしめるお父さんの誇らしげな事!
あまりに微笑ましく、見ている私も幸せで一杯になりました。
こんな素敵な両親に育てられた息子さんは、間違いなく素晴らしい大人になることでしょうね。
これも教育だなと感じた瞬間でした。