八十八夜、立夏、も過ぎ去り田植えの時期も近づいています。
送迎していると自然の移り変わりが良くわかります
道筋の一つにミカン山の側を通りますがミカンの花が今を盛りに咲き誇っています。
ミカンの花が咲いている頃、あの放浪の俳人種田山頭火が川棚にやって来ました
昭和7年(1932)5月24日夕刻妙青寺、山門下の旅人宿桜屋に着きます
此のとき50歳。
山裾を歩いて詠んだのが「ふるさとは蜜柑の花の匂うとき」です。
妙青寺の石碑には「湧いてあふれる中にねている」
楠の森では3句詠んでいますが石碑には「大楠の枝から枝へ青あらし」があります。
川棚では5月24日~8月27日までの間、なんと307句よんでいます。
川棚を去る時詠んだのが「けふはおわかれのへちまがぶらり」
花といえば植物ですよね、朝ドラ見ていますか?
植物学研究者、牧野富太郎をやっていますが図鑑を見たいので探してみます。
次回の更新は5月16日(火)です。お楽しみに!